こんにちは。上地内装です。
先日、私の学生時代の先輩とそのお父様から棚のオーダーをして頂きました。
このスペースに丁度合う棚を作ってほしいとご依頼を受けました。
その他にも、和室に大きな棚と、玄関にちょっとした吊棚を作ってほしいというご注文も頂きました。
お父様の方がしっかりと棚の構想を持ち合わせているようで、このような条件を提示されました。
- スペースに丁度納まる
- 既存の棚と高さが合う
- A4サイズの本が収納できる
- 薄黄色が良い
- 縦横比がキレイだと尚良い
- 良い材料で作ってほしい
などです。
上地内装を完全に信頼しきってご依頼してくださっておりましたので、全力で取り組ませていただきました!
↑のような図面を作成して寸法関係や、材質、仕上げなどをメールで打ち合わせを行い、具体的にどのようなものを作成するか決めました。
今回は米ヒバ集成材を使い、水性ニス仕上げを施すことになりました。
まず米ヒバ集成材を買い付けに行きました。
南城市の材木屋さん(ランバーランドさん)でたくさん取り扱いしております。
米ヒバはヒノキの仲間で、鼻がスーッとするような良い匂いがします。
それらを上地内装作業場に持ち帰り加工します!
寸法通りカットしたら、トリマーやノミで溝を掘ります。
彫りこんだ溝に板をはめていき、棚を組立て行きます。
ここで歪みが無いかしっかりチェックして、OKならばビス止めをしていきます。
ビス穴は木を埋め込んで隠します。
とりあえず形が出来上がりました。
この手順でどんどん棚を作っていきます。
はめています
全ての棚の組み立てが終わりましたら水性ニスを塗ります。
塗る前にサンドペーパーでしっかりと表面を磨き、塗った後も同じように磨きます。それを2回ほど繰り返します。
そうすると、肌触りの良いつやが出来上がります。
この作業を4台分行いまして・・・
完成しました!!
バッチリ図面通りです。
そして引き渡しの為にこれらをプチプチと呼ばれる緩衝材で包みまして、
細心の注意を払いながら車に積み込み、お届けいたします!
普段乗っている軽バンに運よく積み込めました(笑)
そして引き渡し当日。
この棚は無事にすっぽり収まりました。隣の棚との高さも合っています。
そしてこちらの棚ですが、実は、取り付け時にある問題が生じまして・・・。
なんと幅が5mm大きくて最初は収まらなかったんです・・・。
しかし、お施主さんのご厚意により、お庭で棚の右下の角を5mm削る加工をさせて頂きなんとか収まりました。ありがとうございました。(助かりました)
吊棚も無事に取り付けができました。
壁の下地のコンクリート部分にまでビスを打ち込みまして、だいぶ頑丈に取り付けれています。
以上がオーダーメイド棚の作成・取り付け工事でした。
ブログ上では一瞬ですが、実は2~3か月ほど期間を使わせて頂いております。
引き渡しが終わった後、お施主さんである先輩、そしてそのお父様も喜ばれて安心されていたように感じます。
私も非常に良い経験となりました!本当にありがとうございました。
オーダーメイドの棚が欲しいとお考えの方がいらっしゃいましたら、是非上地内装へご連絡ください!
上地内装
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